データドリブン経営に必要な4つの要素


今日では、どの企業も、膨大なデータを保有しています。特にここ数年、ビッグデータを保有する企業が増えてきています。今後もデータの量と種類が爆発的に増える見込まれるでしょう。そうなった時にビジネスの成功の鍵は、データの活用にあると言っても言い過ぎではありません。そこで、企業のデータ活用の現状と、データを活用した経営に必要なポイントについてまとめてみました。

 

1. 企業によるビジネスデータ活用の現状


思い浮かべて見て下さい。貴社では、充分にデータを利用・活用できていますか?或いは、他社はどの程度が社内データを活用できているのでしょうか?2015年9月にPWCというコンサルティング会社が企業のデータ活用に関するレポートを出版しています。これを読むと、実に驚くべき現状が見て取れます。日本ではなく、アメリカやヨーロッパに関する実情について書いてあるのですが、なんと、


1. 全産業の企業で、自社内でデータを保有することの利点を認識できていない。最高点は金融サービスで52.5点、最低点は法律に関するサービスで、47.0点である。


2. 76%の企業が 企業文化、規制、或いは自社内にあるデータの価値の高さを認識できていないなどの制限を抱えている。データがビジネスに活かせる価値を見出だせていないため、活かせるデータが有るにも関わらず見合った投資が出来ていない。

 

ということでした。データドリブンな経営を行うためには、幾つかのポイントがあると言えそうです。以下に見てみましょう。

1. データの資産価値としての認識


そもそも保有しているデータがビジネスの競争力になりうる資産だ、という企業としての理解がなければ、データドリブンな経営は行えないでしょう。この理解があれば、よくある「そのデータは溜め込んでいません」などと言った事態も避けることが出来ます。

 

2. データによる意思決定を行う文化の形成


情報に資産価値を見出していたとしても、意思決定に使われなければ意味を成しません。特に日本人は、思惑や勘に基づいた意思決定をする傾向にあります。そうではなく、あくまでもデータを元に意思決定を行う企業文化の形成が大変重要です。この認識があれば、トランザクションとなるデータ以外にも、意思決定の判断材料となる指標をあらかじめ定義し、データベースデザインを行うことが可能になります。

 

3. スキル


これまでのBIツールでは、IT部門主導で行うものもありました。ただ、弊社のAnalyticaのように、セルフサービス型のBIの場合、マーケティング部門や経営企画部門、生産統括部門などの担当者が直接分析をすることが可能になります。つまり分析の基本となる、データ分析の最低限の知識が必要になります。これらはデータベースに関するITの知識と、必要に応じて統計的な知識が必要になります。とは言っても、難しいものではなく、すぐに習得可能です。弊社では、分析に関するトレーニングも行っております。

 

4. 適切なBIツールの利用


そして、上の3つに加えて、ビジネスの状況に応じて、適切なデータ分析ツールを採用し、活用することがポイントになります。例えばスピーディーな意思決定が必要な産業の場合には、スピーディーかつアジャイルな形で分析が進められるデータ分析ツールを使うことにより、高速なデータ・ドリブン経営が可能になります。1日限りのキャンペーンや、時々刻々と分析内容が変わる場合など、作成&破棄を繰り返すことが可能になるBIツールを選定することがポイントです。

2. 最後に


企業のデータ活用の現状と、データを活用した経営に必要なポイントをまとめました。ご不明点あれば、いつでもお問い合わせ下さいね。


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